2017年3月 1日 (水)

久しぶりの甲府

地元の中部地区自治会連合会で山梨のゆめソーラー館とリニアモーター見学センターの視察バスツアーに参加しました。
途中で甲府に寄ったので、40年前に修行した履物屋さんに久しぶりに顔を出してきました。
残念ながら世話なった社長は出ており、奥様(当時は店には出ておらず本当に久しぶりにお目にかかりました)に近況報告をして、集合時間が迫っているので早々においとましました。
周辺が結構変わっていて、あまり懐かしさを感じることがありませんでした。

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2017年2月25日 (土)

前坪交換

新潟の方から前坪交換のご依頼をいただきました。

添付された来た画像がこちら
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左右共に合皮の劣化で表面がボロボロ剥けています。
 
 
前坪は鼻緒裏と同じような生地にしたいとのご希望なので本天の前坪と交換しました。
通常はここまでなのですが、足長23センチ 周囲21センチでは 鼻緒がキツいので鼻緒全体の調整をするため一旦鼻緒を抜きました。
 
 
 
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 すると毎度おなじみの手抜き処理のうえ先端をクラフトテープで巻いてありました。
おそらくは滑りの良いテープを巻く事で鼻緒を細くし、草履の鼻緒穴に入れやすくしたのだと思います。
草履本体は最近の帆布の草履なのですが、挿げた鼻緒が古かったため前坪だけダメのなったのでしょうね。
 
 
 
 
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鼻緒の処理をやり直し足長23センチ周囲21センチに合わせて挿げるのですが
元の鼻緒が切り詰めてありこれに合わせると鼻緒の長さがギリギリです。
草履はフリーサイズという都合の良い表示で実際はLサイズ(草履の場合Lサイズは男性用と同じ大きさ)なのに鼻緒が短いというのはどういうこと?
 
特別足が大きくなければ甲が高かろうと、幅が広かろうと鼻緒の調節で履けるようにするのでそれが出来る専門店では草履は本来Mサイズがフリーサイズなのです。
そういった調整が出来ない呉服店やデパート、量販店ではでかくしておけば誰でもとりあえず足は入るといった乱暴な発想でLサイズをフリーサイズと表示してますね。
 
 
 
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それでもなんとか挿げ替えて完成したのがこちらです。
いただいたのは前坪交換のみの修理費用ですが全部やり直しちゃいました。

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2017年2月21日 (火)

鼻緒の挿げ替え

昨日ですが、事前に電話でお問い合わせをいただいたお客様が横浜からご来店されました。

草履の鼻緒を挿げ替えたい、23区内のある下駄屋さんへ持ち込んだら「そんな鼻緒は草履に挿げない!」と断られたそうで、怖かったらしいです。
こういった話は時々耳にするので、多分あの店だな!と見当がつきます。
それで、やってもらえるか事前に電話で問い合わせてきたということです。
 
 
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技術的に出来る内容なら当店はいたしますと返事をして持ち込まれたのがこの草履です。
 
 
 
 
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同時に持ち込まれた鼻緒がこちら
 
 
 
 
 
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鼻緒は毎度おなじみの手抜き処理
 
 
 
 
 
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麻紐にギリ余裕があるので処理をやり直しました。
 
 
 
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足に合わせて鼻緒を調整して仕上げたのがこちらです。
履きよくなったと喜んでいただけました。
挿げ替えながらの世間話で○○さんで挿げ替えを断られたと店名が出たのですが私の予想通りでした。

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2016年11月11日 (金)

鼻緒交換3足

11月11日更新 昨日ご依頼の下駄と草履を持込みでの鼻緒交換です。

草履は前坪と鼻緒裏の合皮が劣化しているので交換します。修理するより新しい物と交換した方がずっと費用が安く済みます。

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前坪と鼻緒裏の合皮が劣化した鼻緒は先日仕入れた鼻緒の中にちょうどぴったりな物がありました。


下駄はどちらも鼻緒が硬い上にキツくて履きにくいので交換したいとの事です。

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こちらは当店オリジナルの小桜模様の鼻緒に交換します。


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これは昔流行った二石の鼻緒です。

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このように片側に細い鼻緒2本の構成です。

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抜いた鼻緒を開いてみました。このように細いため中綿を入れる余地はなく、硬い紙芯だけです。

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交換する鼻緒と断面を比較してみれば一目瞭然、これを足に合わせるので履き心地は激変します。

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完成! 三者揃い踏みといったところでしょうか?

当店で販売した品でなくても交換や修理をいたしますので、ご遠慮なくご依頼下さい。

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2016年9月24日 (土)

下駄を新しくしました

下駄を新しくしました。
今迄履いていた下駄は昨年の夏頃に履き始め、10月にカカトゴムを交換しています。これはカカトゴムを交換する時の写真



1年以上ずーっと履き続け、鼻緒は色あせ、擦り切れ、底に貼ってあるゴムもすり減りました。

売る側の人間があまりみすぼらしい下駄を履いていてはいけないので、新調しました。
今度のは白木の右近に藍染の鼻緒です。

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2016年9月 8日 (木)

静岡出張

今日は定休日なのですが、下駄の新たな取引先を探しに静岡市まで行ってきました。
サバキ塗の下駄や鎌倉彫等昔から静岡は塗り下駄の産地です。
以前は静岡のある下駄工場のおやじさんがスーツケース一杯にサンプルを詰め、月一回当店まで来てくれたのですが、その方も他界され それ以降は専ら栃木や茨城の下駄工場から仕入れてきましたが、「サバキ塗はあまり売れないのでもう作らない」と言われ、他から仕入れた塗りの出来があまり気に入らなかったり、うちが欲しいような鎌倉の彫がなかなか手に入らなかったり等々あって、新しい取引先を探そうと思い立ち直接静岡まで行きました。
連絡を取ってみたらその履物組合が解散していたり、下駄問屋ももう数軒しか残っていなかったり等々ありましたが、新しい取引をみつけました。
車で出かけました、普段なら移動手段としては乗り心地も良く高速燃費も良く商品もたくさん積めるC26セレナを使うのですが、今回は買ったばかりの私のおもちゃS660で出かけました。
最初はかみさんに内緒で買いながら、駐車場を借りるのに保証人が必要になり、かみさんに打ち明けて保証人になってもらった、いわくつきの車です。
「私より先に他の女性を乗せない」というのが保証人になってもらうときの条件だったのですが、かみさんより先に娘を(実の娘です)乗せてしまいました。
s660で行くのなら私も一緒に行くというので、かみさん初乗りです。シートの低さにびっくりしていました。
往復350キロほどでだいたい店から尾瀬辺りのスキー場と同じくらいの距離ですかね。
でも、S660の高速走行は疲れた!!
ちょっとステアリングを切っただけでも、スッとノーズの向きが変わる、曲がりに特化したような車を高速道路で真っすぐ走らせるのは疲れました。肩もめちゃくちゃこりましたね。
さあ、これで他の女性を乗せてもよくなった訳だ。

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2016年7月22日 (金)

歯にゴムを付ける

先日の事ですが、当店でお買い上げいただいた柾目の下駄、実はこの下駄は当店サイトの逸品で紹介し、完売した貴重な下駄と同じ時期に同じ材料を使って作ったとても良い品です。(相目ではないとはいえ少々安く売りすぎたかな?)

柾目の良い下駄のみ、鼻緒を挿げて最後に当店の刻印を打つのですが、木があまりにも硬くて上手く刻印が入らない程の素材でしたが、何故か思ったより早く片減りしたようです。
両足共前歯の左側が多めに減っています。
歩いていると足首に負担がかかるようなのでお客様と相談の上、平らにしてゴムを付けることになりました。
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作業に入る前に体重がかかりヒビが入った側面が欠ける前に接着剤を入れて固定します。
 
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一番歯の減っている所を基準(この場合高さ37ミリ弱)にカットするのですが、なるべく高さを稼ぎたいので高さ39ミリの所でカットします。
 
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高さ39ミリで罫書き線を入れました。
 
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カット後はこのような状態に、両足とも左前が多めに削れていたのでその名残があります。
カット作業中は両手が塞がっているので画像はありませんが、ノコギリを入れてびっくり!こんな手応えの硬い桐材は初めてです。刻印が上手く打てない訳だ。
 
P7220233 下駄の幅に合わせて両端をカットしてゴムを取り付けて完成です
 

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2016年7月18日 (月)

こんなこともあるさ

ご覧いただきありがとうございます

福島履物店の福島です。
履物業界は高齢化が進んでいます。
そのためか?これは珍しいポカです。
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白合皮の鼻緒ですが挿げようとして前坪を見たら ありゃ?って感じ
  
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よく見ると前坪の素材が左右で違う!
 
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これは多分あれだ!と思い前坪を外します。
 
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外した前坪を開いてみると、、、そこに見えるのは白合皮の表皮!
つまり、前坪を作るときに表裏を間違えてしまった、ということです。
色も素材感も全然違うんですけど気がつかなかったのかね?
返品しても良いんだけど往復の送料もかかるし、間違いなくその往復送料の方が高くつく。
めんどくさいけど前坪を全部開いて、裏になってた表側を表にして(ややこしい)前坪を作
り直しました。
 
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作り直した前坪を止めて完成です。作り直したのは右側ですよ

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2016年7月 2日 (土)

道具



実演販売で使う叩き台、店内のを持ち出すと店での仕事が出来なくなるのでこれは予備の叩き台です。
実はこの叩き台は廃業した知り合いの下駄屋さんから譲り受けた物です。
今じっくり見たら横に昭和29年2月7日作と彫ってありました。
私より年上

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あさがお市

15回目になる今年も八王子夏の風物市が7月2〜3日に開催されています。
福島履物店も毎年店のすぐ前に出店して鼻緒すげの実演販売をしています。

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«鼻緒の調整